本記事では注文住宅建築時に壁掛けテレビを設置するまでに検討すべきことをご説明します。
壁掛けテレビは部屋がすっきり、且つ、おしゃれになるため超オススメです!
注文住宅で壁掛けテレビの設置を検討されている方は是非ご覧ください!
我が家の壁掛けテレビ紹介
まず、こちらが我が家の壁掛けテレビです。(新築注文住宅を建てた際に設置できるようにしました)
エコカラット上に65インチのテレビを壁掛けしています。
エコカラットの壁でも壁掛けテレビを設置することが可能です。
私が採用したエコカラットは小さめであることからも「割れたりしないかなぁ」と心配していましたが、問題なく設置することができています。
次に配線についてです。
壁掛けテレビを設置している壁裏が物置になっており、そちらに電源ケーブル、HDMIケーブルが通るようになっています。
え・・・・それってどうやるの??
と思われる方もいらっしゃると思います。
壁掛けテレビの設置検討をしていた当時の私も同じことをまず思いました。
結論から言うと壁に穴を開けて配線を通せるようにします。(注文住宅にて家を建てる前に大工さんに依頼しました。)
実際の配線はこんな感じで、テレビ裏の穴から壁裏物置のコンセントや各種機器までつながっています。
テレビの裏は直径3cmの穴をあけてケーブルを通しています。
ちなみに壁裏物置側はこんな感じです。
実際にケーブルを通す際にはカバーを外して配線します。
ケーブルは、
・電源ケーブル
・HDMIケーブル3本
・アンテナケーブル
の計5本通しています。
以上が我が家の壁掛けテレビの紹介です。
壁掛けテレビ設置する際に検討すること
壁掛けテレビを設置する際に検討したことをそれぞれ紹介させていただきます。
事前にしっかりと検討しておかないと後々追加工事が必要になる恐れもありますので、内容を確認いただき入念にご検討ください。
検討したことは以下の5点です。
・配線方法
・コンセント
・壁下地補強
・壁掛け金具の準備
・テレビ設置位置
配線方法
冒頭でもご説明した通り、我が家では壁内配線で壁掛けテレビと各種機器をつないでいます。
壁内配線を採用した理由は、配線が丸見えになっていたらせっかくおしゃれな壁掛けテレビが台無しになると思ったからです。
見た目を重視したい方は壁内配線にすることを強く勧めさせていただきます。
壁内配線を採用する際にまず検討したのが、ケーブルを通すための壁の穴の大きさです。
まずは何のケーブルを何本通すのかを整理しましょう。
全てのケーブルが通る穴を空ける必要があります。
この検討が不十分だと、「穴は空けたけどケーブルが通らない」という最悪のケースになりかねませんので、しっかり検討するようにしましょう!
私の場合はダンボールに同様の穴を空けて全てのケーブルが問題なく通るかを事前に確認しました笑
あと、見落としがちなのが、ケーブルがテレビまで届くかの確認です。
電源、アンテナケーブルはコンセントまで、HDMIケーブルは各種機器まで問題なく届くか確認しておきましょう。
届かない場合は、長めのケーブルを準備しておく必要があります。
私の場合は、余裕を持って接続できるよう3mのアンテナケーブル、HDMIケーブルを事前に準備し、問題なく接続できるようにしておきました。
後述しますが、壁掛けテレビの金具はテレビを手前に引き出せる可動型のものを設置したことからも、長めのケーブルを準備しておいて正解でした。
ケーブルが短いとせっかく可動型にしたのに、テレビを動かすことが出来なくなってしまいます。
コンセント
配線方法を決めた後にはコンセントの口数、設置位置を考えます。
設置する機器から必要なコンセント数を整理し、漏れなくコンセントを設置するようにしてください。
また、テレビの電源ケーブルがコンセントに届くように設置位置も併せてご検討くださいね。
せっかくの注文住宅なのに延長ケーブルで調整するのもカッコ悪いので・・・笑
壁下地補強
壁掛けテレビを設置する際には、壁下地補強が必須となります。
注文住宅の設計段階で壁掛けテレビを設置したいことを伝え、壁下地を忘れずに入れてもらうようにしてください。
壁掛け金具の準備
持っているテレビに合わせた壁掛け金具を準備する必要があります。
自分のテレビに適合している金具が何なのかが分からず、正直購入は悩みました・・・笑
最終的には以下のサイトで壁掛け金具を購入しました。
テレビに適合する壁掛け金具がすぐに分かる検索フォームも用意されているため安心して購入することができました。
壁掛け金具には、テレビを動かすことができない固定型、上下左右に動かすことが出来る可動型、の2種類がありますが、配線をしやすくするためにも可動型を購入することをオススメします。
購入した壁掛け金具は大工さんにお願いして取付していただきました。
テレビ設置位置
テレビの設置位置も検討しておく必要があります。
一般的に推奨される高さ(床からテレビの中心まで)はテレビのインチ数によって異なり、以下の通りとなっています。
インチ数 | 床から中心までの高さ |
80インチ | 120cm |
65インチ | 115cm |
55インチ | 110cm |
50インチ | 105cm |
42インチ | 100cm |
37インチ | 95cm |
32インチ | 90cm |
26インチ | 85cm |
23インチ | 80cm |
私の場合は65インチのテレビのため115㎝が推奨の高さとなっています。
こちらの高さを参考にしつつ、最終的には実際にテレビを壁にあててみて、直感で高さを決めました。
結局、床からテレビ中心までの高さは約120cmとなったのですが、満足した高さとなっています。
セオリーも大事ですが、直感も侮れません笑
まとめ
壁掛けテレビにしたことは注文住宅の中でも大きな成功ポイントだったと思っています。
壁掛けテレビにするだけで、オシャレ、且つ、スッキリとしたリビング空間になるため、見栄えはもちろん、掃除面でもメリットがあり大変満足しています!
本記事でご紹介させていただいたことを入念に検討していただき、ベストな壁掛けテレビを設置していただけたら幸いです。